これまで明確には言っていなかったが、プログラムは上から下に向かって順番に実行される (これを順次実行と言う)。 例えば、
let a;
a = 10;
a = a + 20;
は最初に let a
が実行され、ついで a = 10
、そして a = a + 20
が実行される。
しかし実際には、ある特定の場合のみ実行させたい (させたくない) 場合や、少し上に戻りたい (繰り返し) 場合がある。 このような「上から下に向かって順番に実行する」ではないような処理の構造を制御構造という。
ここではこれらについて学ぶ。